2020年のまとめ


TL;DR

  • 2020 年も頑張った(4 年連続 4 回目)。
  • 4 月に社会復帰して途中で折れずに働き続けた超人として自分を褒め称える
  • 2021 年も頑張っていきますか〜!!!

2020年が終わった。 全体的によく頑張った。毎年頑張っていて偉い。本当に偉い。凄い(去年のをコピペ)(去年のをコピペ)(去年のをコピペ)。

このブログを始めて 4 回目の一年振り返りエントリで、これくらいの数になってくるとやっとるな感が出てくるね。

無職をやめて社会復帰(就職)した

甘美な無職期間に終わりを告げ、社会復帰を果たした。 無職期間は 20190201 ~ 20200331 だった。 最後の方は結婚式費用のために現金を稼がねばならずフリーランス業をいくらかやったが、結婚式は延期になったのでノーカンで(謎理論)。

無職期間に何をしていたかは去年の年末ブログエントリ https://yoheikikuta.github.io/blog/2019-12-31-summary2019 に色々書いたのでそちらに譲るとして、無職最高なのでみんなやった方がいいぞということだけここで改めて言っておきたい。 沖縄に行って海辺をランニングして仕事に関係ない数学書とか哲学書を読んだり、海外に遊びに行って知り合いの家に居候したり、なにも考えずにただひたすら漫画を読んだり、やりたいことを元気があるうちにやっとくのはいいな〜ということを満喫できる。

また、仕事についてちゃんと考え直す機会としても良かった。 仕事をしているときは「自分がやっている仕事は面白いし意義がある」と思い込む傾向がある。 これは必ずしも悪いことではないけど、意識的に思考を切り替えないと自分が普段やっている仕事の枠内でしか物を考えなくなりがちなので、思考の切り替えのためにも無職期間は適している。

ということで次に何をするかについては色々と考えて、多くの会社の話を聞いたり実際に受けたりして就職先を検討した。 人に語れるようなストーリー(真に価値があると信じることができて、アルゴリズムやデータが本質的に重要で、得られる知見に普遍性があり、インパクトも大きい)があって、経済的にも成功できる(所得税は高すぎるので SO も有力な選択肢)、という観点を大事にした。

最終的に Ubie 株式会社という会社に入社した。 その時の経緯はブログエントリ https://yoheikikuta.github.io/blog/2020-03-24-joinning_ubie にも書いたので、詳しくはこちらで。

Ubie での仕事

「人に語れるように、とかなんとか言っておいて君は仕事のこと全然語ってなくない?」

自分のことを客観的に見たらこういう疑問を抱く。 やめてくれカカシ、その術はオレに(ry…

どういう感じで働いてるのか、についてはまた別のブログエントリで(できれば)詳しく書きたいと思っているが、業種的に内部での取り組みを大っぴらに話しづらいという傾向がある。 法的に未整備な領域も多いので慎重に進める必要があるし、データは知見の山だが内容を公開となるとやはり慎重を期す必要がある(どうしてもデータにはエラーやノイズが含まれるし、万一それによって不利益を被る人がいたときに深刻な問題となり得る)。

この辺りは入社してからそういえばそうだな〜と気付かされた部分で、不満を感じている部分ではある。 組織の取り組みとかは公開してるしそれはそれで面白いし大事だけど、自分がアウトプットするならもっと普段の業務内容に近い技術的な内容がいいなと思っているので、これまで会社での仕事のことはほとんどアウトプットできていなかった。 やりたいけどなかなか変えづらい部分でもあるので、外向けに色々話すための個人的なアウトプットの場として Podcast を始めたりした(後述)。

それ以外に関してはかなり満足して働けている。 「“あの” 菊田さんが活き活き働いている」ということで Ubie に転職決めてくれた人も何名かいらっしゃいます。 基本的にどの会社で働いている時も活き活き働いていたはずなのですが、ともかく話を聞いてみたいという人がいればお気軽に連絡ください! 個人的に話す分には語りまくれるので語りまくります。

業務内容をめちゃくちゃ雑に書くと、データサイエンスチームでデータ周りの諸々やアルゴリズムの改善などを主たる業務にしている。 今年は特に「いかにして質の高いデータを集めてそれを使ってサービスを改善するか」という部分に注力していて、技術的に面白味がない部分も大量にあるけどデータが面白いのでめちゃくちゃ頑張った。 かなり良い感じになってきたので、来年はアルゴリズムの改善でいろいろなアイデアを試せそうで楽しみ。

何はともあれ 20200401 に入社して以来ここまで働いてこれたので、ただただ自分を褒めるのみである。 超人だよ自分は(そして同様に働いている他の人々も)。

インプット/アウトプットのために hikifune.fm という Podcast を始めた

始まりました。

前述の通り、技術的な内容をアウトプットする場がないので、新しい取り組みとして Podcast を始めた。 そのことを書いたブログエントリはこちら https://yoheikikuta.github.io/blog/2020-10-11-podcast_hikifunefm

コンセプトは自分たちの勉強のため、というものなので、基本的にゲストを呼んで話してもらうとかはしないし内容も自分たちの興味があるものだけを対象にしている。 隔週で配信しているが、これくらいが負担が少なくてよさそうな感じがしている。

再生回数がどれくらいかというと以下の通り。 最近リスナーが減っている感じもあるが、まあこんなもんかという感じ。 内容が内容だし、時間も長めなので、平均して 100 人以上も聴いている人がいるというのは十二分な感じがしている。

Podcast の取り組みについては概ね満足しているけど、ちょっとトピックがつまみ食い的な感じもあるので、自分が発表する番に関してはもう少しテーマを持って何回か連続してやってもいいかな〜などと考えている。

Work From Home (WFH)

今年は WFH が自分の中でスタンダードになったというのは大きな出来事だった。

これまで働くんだったらやっぱり環境が整っているオフィスに行って議論とかできた方がいいよな、と思っていたけど、そうも言ってられない状況になったので WFH で満足いく働き方を実現しようと思って色々と頑張った。

最終的に在宅勤務環境がこんな感じになったというブログエントリはこちら https://yoheikikuta.github.io/blog/2020-11-27-work_from_home_environment

正直引越し前はコワーキングスペースを借りたりなんだりしてたけど、かなり生産性が低かった。 転職したてで色々慣れていなかったということもあったけど、あの頃はあまり価値を発揮できていなかったのでよくなかったなと反省。

真面目に WFH 環境を整えてからは驚くほど生産性が上がった。 ホワイトボードを使って人と議論する時以外は全部 WFH でいいじゃん、と思っている。 WFH 最高だし、物理出社しないと原理的に業務ができない人たちのため(感染リスクを下げる)にも、WFH で働ける人はみんなそうすべきだよねと思う程度には推進派になった。

WFH で肩凝りに悩まされることがなくなったというのも良かった点。 スタンディングデスクやらの設備投資と、家だと好きなだけ動き回れるという利点も相まって、肩凝りはかなり軽減した。 ゲームやるときにずっと座ってやってて肩凝るので、一番の難敵はゲームだと理解した。

反省点は圧倒的運動不足。 これは来年の目標に明示的に入れてやっていこう。 運動不足とは直接関係ないが、今年はピロリ菌感染疑いで胃痛が発生したりして健康を意識した一年でもあった。 除菌をしてある程度収まったのでいまは大丈夫だが、やはり健康第一なので運動含めてちゃんと体調管理していこうと思った次第。

その他

毎年元旦にその年の目標を書いて(プライベートな内容も多いので公開してない)ちょこちょこチェックしてるけど、一年経って見返してみるとアウトプットの量と運動の項目に関しては未達が多かった。 アウトプット量に関しては、会社でかなりの量のテキストを書いてるのでそれで満足しちゃっているという面があるので、大きく変えるというのはなかなか難しいかもしれない。 運動に関しては一番の課題に感じてるので、これは意識して改善しよう。 体重とかはほとんど変化してないけど、あからさまに体力が落ちてる気がする(気がする、は運動をしてなさすぎてそれを自覚するイベントがない)。

PS5 を買えたのは良かった。 グラフィックが素晴らしくてデモンズソウルを一からのやり直し含めて 5 周以上プレーした。 来年以降色々とソフトも出るだろうし、楽しみ。

Web 上での存在感は薄くなっているので、そこはもう少し頑張っていきたいかな。 Twitter とか全然できてないし。 Trickle の year stats は 912 activities, 279 days だったので、Twitter も同じくらいは頑張りたいところ。

ということで、来年も頑張っていきましょう。

まとめ

2020 年も終わりです。みなさま良いお年を。