AWS Loft Tokyo を使ってみた


TL;DR

  • 無職になって作業スペースを探してたので AWS Loft Tokyo を使ってみた
  • AWS のアカウントさえ持っていれば誰でも無料で利用可能で、なかなか環境が良い

「仕事」カテゴリに入れる話題なのか、ということに一抹の不安があるがこれで書く。

無職になって家の光回線を解約したりしてネット環境下で作業できないという問題が発生している。 沖縄行きの日程などを考えて光回線の契約を一月末までにしたのはまあまあの失策だったと痛感している。なぜこんな簡単なことも想像できないのか自分は。

まあ決めてしまったことを愚痴っても仕方ないので、どこか良い感じで作業できるところを探していた。 数日間はカフェなどに行っていたのだが、そもそも席が確保できなかったり(みんな平日昼から暇なんだなぁ。いいことだ)、WiFi がイマイチということも多かった。

とりあえずこれで我慢するかと考えていたときに、ふと AWS Loft のことを思い出した。 前職の同僚が AWS のアカウントさえあれば使える云々言ってたのを聞いたおかげなので、誰かは忘れたけどありがとうございます。 場所も徒歩圏内だし、良さそうだったら定常的に使わせてもらおうと思い立って使ってみることにした。

ちなみに公式ページはこちら

初回登録方法

必要なのものは二つあって、AWS アカウントと身分証明証である。 AWS アカウントに関しては(生きているアカウントの)アカウントIDだけあればよい。

  • AWS Loft Tokyo に行く
    〒141-0021 東京都品川区上大崎3丁目1−1 アマゾン新目黒オフィス(目黒セントラルスクエア)17F ですね。 3F まで行って受付で Loft を使いたいというとエレベーターで 17F に行けと言われたので従えばよし。
  • 受付の人に初めての利用なので登録したいと言う
  • 必要な情報を入れる
    • 名前とかメールアドレスとか会社名とかを入れる。無職の場合どうすればいいかはよく分からなかったのでとりあえず freelance と入れておいた。まあ怒られたら変えよう。
    • ここでアカウントIDも登録する。
    • アカウントの validation をする(こちらが何かするわけでなく向こうがやる)。アカウント作ったのいつですかと聞かれたけど、あまりちゃんと覚えてないので 1~2 年前ですと答えておいた。
  • 登録が完了したら身分証明証を提示して確認
  • 名前や会社、WiFi 情報が印字されたシールをもらって終了

それなりに登録しないといけない情報があるので面倒だが、まあこれくらい手間があった方が利用者に変な人が発生しにくいから良いのかもしれない。 環境は文句なし、どんな雰囲気かは後でもう少し詳しく書く。

二回目以降の利用方法

二回目以降の利用でも毎回身分証明証を提示する必要がある。 具体的には、受付機器にメールアドレスを打ち込むとシールが発行されて、それをもらう際に受付の人に身分証明証を提示して本人確認をする、ということになっている。

ちなみに GDPR の関係で年度をまたいで個人情報を持てないので、年度が変わったら再度登録が必要らしい。はえ〜。

利用時間や中の雰囲気

通常営業時間は平日の 10:00 ~ 18:00 とのこと。 土日祝日に使えないのは仕方ないとして、夜使えないのは残念だが、これは Loft では夜にイベントをやったりするかららしい。 その辺の兼ね合いで利用可能時間も変更を受けたりするみたい。

中はかなり綺麗で、100 人くらいは収容できそうな席数で、ちょっとしたカフェ(有料)もある。 WiFi や電源は充実しているので、作業をするという観点では文句なしだろう。 色んな席のタイプがあって、スタンディングで作業できるところもあるのが個人的にはなかなか気に入っている。 自分は利用してないが、Ask An Expert ということで AWS の社員の人に技術的なことを相談できるカウンターもあるみたい。こういうのは AWS 使って仕事したいけどそんなに知見ない人には有難いのかもしれない。ちょこちょこ相談している人がいるように見受けられる。

利用者は個人とか小さい会社でプログラマをやっている人が多そうな感じだろうか?(完全に雰囲気) コワーキングスペースでありがちな怪しげなビジネスの話をしている人たち(偏見)もいなそうな感じがする。 中にはディスカッションしながら仕事をしている風の人たちもいるが、ほとんどの人は黙々と作業をしている感じで静かだ。

個人的には特に不満点はなく、今後も使わせていただきます、という感じ。

まとめ

作業用スペースとして AWS Loft Tokyo を使ってみた。 アクティブな AWS アカウントと身分証明証があれば誰でも使える場所で、環境としてはかなり良い感じ。

無職は作業スペースを確保す重要だったりするのが重要だと思われるので、ここ以外にも色々試してみたいところだ。