沖縄でリモートワーク、みたいなの増えるといいな

TL;DR

  • 寒い時期や花粉症の時期に沖縄でリモートワークするのが増えるといいなぁ
  • (無花粉による生産性変化分)+(リモートワークによる生産性変化分) >= 0 が成し得るかみんな検証してくれ
  • ちなみに自分はいまギークハウス沖縄に滞在していてなかなか良い感じ

沖縄に来てから一ヶ月くらい経っている。 この一ヶ月は天気がイマイチな日の割合が多かった(例年に比べて天気が悪い日が多いという地元民の定性評価アリ)というのは残念なところだが、花粉は本当にないし比較的暖かいしでなかなかに気に入っている。

せっかくなので、沖縄での生活と短期的に沖縄でリモートワークしてみることに関していくつか書いてみる。 なお、自分は沖縄で働いているわけではないのでリモートワークに関して正しい評価はできない。 結構アリなんじゃないかという気はしているので、ぜひやる気がある人に検証して欲しいという次第である。

沖縄での生活

沖縄でどんな生活をしているかというと、論文や本を読んだり、コードを書いたり、散歩や筋トレをしたり、という感じである。

花粉がないのと仕事をしてないのとの相乗効果で、気が向いたら外を散歩したり明るいうちにランニングしてみたりできるのはすこぶる気に入っている点だ。 住んでいる場所によっては人も全然いない海沿いをランニングしてシャワーを浴びてから作業する、みたいなことも可能だったりする。こういうのはやっぱり気分がいいね。

作業場所に関しては滞在場所をある程度しっかり選ばないと不便かもしれない。 特に家の外で作業することを基本とする場合、Wi-Fi 完備である程度集中できるところというのはそこまで充実してないという印象なので、事前にちゃんと調べておくのがよさそう。 例えば、近くにコワーキングスペースがあるところにする、複数人で設備が整っている家を Airbnb とかで借りる、ちゃんと仕事をしている人々の住むシェアハウスに行く、などなど。

食事はもう少し安くて良い感じの店が多いことを期待したけどそれは叶わずという感じ。 観光地に近かったり米軍基地に近かったりすると東京とそんなに変わらない気がする。 もちろんローカルさ全開でワンコイン以内で食べれる店もあったりするけど、そういう場合は推して知るべしというクオリティであることが大概だ。 まあそれはそうですよね、美味しいものを提供するには相応のコストが発生するので。 独特なところと言えば弁当屋が多いところだろうか(個人的には弁当を家で食べるのはあまり気分転換に繋がらないのでこれを基本にはしたくない気持ちはある)。

あとはどうしたって都会よりはイベントだったり遊びに行くところだったりは少ないので、その辺は普段のライフスタイルと比較・検討する必要がある。 自分は散歩やランニングや漫画などが気分転換の主力メンバなので今のところ退屈で死にそうということはない。 シェアハウスに住んでいるので他人と会話したりご飯に行ったりというのもそれなりにある、という点もプラスに働いていそうだ。 ただしこれをずっと続けるのは飽きが来そうなので、年に数ヶ月以内とかなら良さそうかなぁ。

沖縄でリモートワークするのはアリ?

以上を踏まえて、花粉症の季節や寒い季節に沖縄でリモートワークするのはどうだろうかということを考えている。 最初に言っておくと、自分はいま働いているわけではないので実績に基づく結論は出せない。 出せないのだが、近い将来そういう話になるかもしれないしなって欲しい気もするので書いてみる。

みんながみんなリモートワークできるわけじゃないので、専ら自分、もしくは自分と同じようなライフスタイルの人ならば、という前提で。

まずは花粉症という厄災について考えてみる。 実は自分が花粉症を自覚したのは一年前である(いま振り返ってみると二年前に明確に症状が出ていた)。 鼻水やくしゃみという症状がないため気付いてなかったが、皮膚炎のような症状が二年連続で発生し、去年花粉症の可能性を指摘されて検査してみたらバッチリ花粉症だったというわけである。 症状的には自分の花粉はそこまで生産性に直接的に悪さをするものではないのだが、皮膚にダメージが出るのがめちゃくちゃイヤ。 目の痒みは薬とかで結構抑えられてたけど、肌はステロイドの塗り薬とかを定常的に使用しないとダメだったので結構しんどかった。

症状が酷い人は仕事とかやってる場合じゃないですよね。 ちゃんと対策してるけど症状が重い人とか、「もういい…!もう休めっ…!」って感じじゃないですか。

ということで、沖縄とか花粉がないところで働くことが原理的には可能(一応断っておくとここでの意味は現実的には不可能という意味は孕んではいなくて、まあまあ大変な面もあるかもしれないが現実的にも可能な人)な人は、いっちょ試してみるというのはどうですかね。

リモートワークがどれくらい生産的なのか、会社と従業員にとって Win-Win になり得るのか、というのはなかなか複雑な条件が絡み合うものだとは思う。 前職はリモートワークが OK で完全フルリモートの人もいたけど、自分は徒歩通勤だし会社の方が捗るのでほとんど出社していた。 チームでの仕事の仕方が分かってないとなかなか難しいということで、フルリモートの人も会社での仕事に慣れていて問題ないと自他共に判断できるケースだけだった(と認識していた)。

なんかちょっとうまい言い方ができなくて表現がいただけないかもしれないけど、人間を無味乾燥に労働力の単位のように捉えるなら、リモートワークなしの方がトータルの生産量は多い気もする。 生産量とは何かとかそういうものをちゃんと定義してないので完全になんとくなくの気持ちのみの話です(なのでそれを自分たちのチームで定義して計測して比較しようぜ、というやる気がある人に期待)。

一方で、人間は概して気分的な生き物だし良くも悪くも慣れたりするので、気分が落ちる花粉症の時期に短期的に別の場所で働いてみるのは良い気分転換になって悪くないのではという気もする。 それに一定期間をリモートワークすることで色々見えてくるものもあるかもしれない。 例えば、場所が変わることで気分転換になって活動的になる、ドキュメンテーションがもっと必要であることに気付く、interruption が少なくて集中できる、気軽に話せないと仕事が進めづらい、周りに人がいないとサボってしまう、などなど。 たまにリモートワークするくらいだったら帳尻を合わせることはできるが、数週間以上連続でとかになってくると仕組みとしてどういう感じが良いのかをちゃんと考えないといけないと思う。

総合的に自分が働くことを想像してみれば、ずっとリモートワークは辛い気がするけど、一年のうち 1,2 ヶ月であれば花粉症回避や気分転換の効果などでトータルではプラスになり得るんじゃないかという希望を持っている。 1,2 ヶ月なら違う環境に良い意味で慣れなくて集中できそうだし、パフォーマンスが明確に悪ければ他メンバーが帰還命令を出せるとかでもいいし、お金の補助は色々難しい面もあるので自腹でもまあ何とか。

残念(では全くないの)だが自分はいま働いていなくて仕事に関する評価はできないので、ぜひみんな検証してみてください!

ギークハウス沖縄での生活

仮にリモートワークするとして、集中できる環境があるかというのは重要なポイントだと思う。 一例として、自分がいま滞在している沖縄市にあるギークハウス沖縄がどんな感じかを紹介してみる。

主にエンジニアの人々が最大 8 人ほど滞在できるシェアハウスで、全部込み込みで 35,000 [円/月] で泊まることができる。安い。 Wi-Fi 環境が整っていて作業スペースがそれなりにあることに加えて、近場に 無料で使えるコワーキングスペース もあったりする。

こういうシェアハウスは同居人がどういう人かにかなり依存すると思うが、エンジニアでかつ仕事をしている人も多いので、昼間は結構みんな真面目に仕事をしている。 雰囲気は以下の写真のような感じ。

当然人に依るとは思うが、周りが頑張っていると自分も集中しやすいし、共同生活だと生活リズムが破綻しにくいし、一緒に食事に行くと違う会社で働いている人と話ができたりして良かったりする。 自分はおもむろに腹筋ローラー始めたり昼間にランニングしたり自由気ままだが、作業しようと思った時には集中して作業できるのでなかなか悪くない。 ちょっと気分を変えたいときは徒歩 30 秒でコワーキングスペースに行ったりもできるし。

エンジニアリングに関する本が色々置いてあって、それを読めるのも気に入っている。 「エンジニアの知的生産術」を読み終わって、いまは「nginx 実践入門」とか「SRE サイトリライアビリティエンジニアリング」とかをちょこちょこ読んだりしている。 合間合間でこういう感じで適当に本を手にとって読むのって結構いいよね。

散歩しやすいという点もなかなか体験が良い。 シェアハウスで自分以外の人が中にいるので、外出するぞと気合いを入れなくても気が向いたときにふらっと外に行って帰ってくるというのができる。 ただ散歩コースとかランニングコースとしてはイマイチかな、海が近ければいいんだけどなぁ。

食事は当初の予想よりはお店の数が多くてまあまあ楽しめている。 キッチンが充実してれば料理したかったが、キッチン設備は積極的に料理したくなる感じではない。 食事の面はまあ及第点というくらいですかね。

ということで、総合的にはかなりオススメできます。 自分は元々ギークハウス沖縄には滞在する予定がなくてなんやかんやあった結果たまたま来ることになったのですが、期待をかなり上回るレベルでした。 3,000 [円/日] の滞在も受け付けてるので、短期も含めて沖縄で良い感じの滞在先を探しているエンジニアの人は候補として考えてみるのはいかがでしょうか。

まとめ

沖縄に来て一ヶ月、どんな感じで生活しているかを少し書いてみた。 寒い時期とか花粉症の時期とかに沖縄でリモートワークするというのはアリなんじゃないか。 ぜひみんな試してみて知見を共有してください。




Written on March 27, 2019